視覚で捉える日本語1
- studiosnz
- 2006年8月24日
- 読了時間: 2分

2006.08.24(Thu)
今日は、日本語を保持していく遊びのご紹介です。 ご紹介というほどでもないかもしれませんが。 もうみなさんやっていらっしゃることばかりかもしれません。 テーマは「視覚」。 ニュージーランドに来て、改めて感じたことに、「日本語」が目に入らない!ということがあります。 当たり前といえば当たり前なのですが。 そして、一時帰国の里帰りの際には、「日本にはなんて日本語があふれてるんだ!」と、またまた驚くわけです。 視覚に入ってくる日本語には、どんなものがあるでしょう? 例えば・・・ 本・雑誌・新聞・漫画 道路標識 お店の看板・のぼり・POP お店のメニュー 広告・ちらし・ポスター 表札 標語 お札や硬貨 商品のパッケージ・ロゴ テレビの字幕・スーパーインポーズ 自動販売機の商品名 駅名・町名 地図 切符などのチケット ・・・ たくさんありますよね。 日本で生活していると、こういったものに囲まれているのです。 無意識のうちに日本語の文字が目に入っているわけです。 でも、ニュージーランドではそうはいきません。 そこで、無意識のうちに目に入る日本語の文字を増やしてみよう!と考えました。 前置きが長いですね。 まずは、簡単にできる「あいうえお表」を使った遊びです。 あいうえお表は、100円ショップでも売られています。 子供たちが大好きなキャラクターものもたくさん出ています。 これはぜひ、手に入れたいもののひとつです。 もしも購入することが難しいのであれば、自作もできます。 そのときに、文字だけではなく、絵も入れるとぐっと楽しくなります。 最初は、その絵を使います。 「わにのわはどこ?」 というように、絵を手がかりにして文字を探す遊びです。 毎日5つずつというように、隙間の時間を見つけて繰り返し継続することをおすすめします。 小さな子供たちは、「わに」と「わ」を結びつけて覚えますから、語彙もしっかり定着します。 次は「仲間集め」です。 あいうえお表のイラストを、仲間わけするのです。 「くだものの仲間集めをしてください。3つ集めます。」 あいうえお表の中からくだものを探して答えます。 「りんごのり、みかんのみ、すいかのす」 というようにです。 のりもの、どうぶつ、ぶんぼうぐといったジャンルを見つけてください。 この二つは、文字を覚え始める前から初期にかけての子供たちに特に有効ですが、文字を覚えてからでももちろん遊べます。
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