読み聞かせ2
- studiosnz
- 2006年9月5日
- 読了時間: 2分
2006.09.05(Tue)

本の選び方のポイントについて書いてみます。まずは、3歳くらいまでなら、の場合です。
1. 1ページの文章が短いもの
→小さな子供は先が気になるものです。ページをめくるという行為そのものが楽しいときでもあります。リフレイン(繰り返し)や、韻を踏んでいるなど、単純でリズミカルな文章のものなどは、子供たちもすぐに覚えて一緒に口ずさみます。
2.絵を見ただけでストーリーがわかるもの
→かならずしもドラマチックでなくてもいいのです。次の展開を想像したくなるようなストーリーが楽しいようです。
3. 色鮮やかな絵のもの、絵だけでも訴える力のあるもの
→ 赤ちゃん時代にはシンプルなものがよいと聞いたことがあります。たとえばミッフィーやしろくまちゃんに代表されるような絵です。明るい色使い、単純化されたフォルムが、子供たちには認識しやすいそうです。
少し大きくなってきたら、美しいさし絵のものもたくさん見せてあげたいですね。これは、芸術的な体験にもつながりますね。
4.読み手が気に入ったもの→ご自身が小さい頃に読んだもの、クラシカルな古典的名作、最近話題の新作などなど、選択はいろいろありますね。読み手自身がいやいや読んでいては、子供も楽しくありません。
5. 子供が選んだもの
→たとえ上記の4つにあてはまらなくても、子供自身が好きな本ならば問題ありません。繰り返し同じ本に執着してもいいのです。今まで言った事と矛盾しているようですが、子供にとって本を読んでもらう時間は特別な時間なのです。心地良くすごせる時間を大切にしてください。「選ぶ絵本の割合は、親が読ませたい本1:子供が読みたい本9」ということも言われています。
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