小論文の練習①
- STUDIO.S日本語教室
- 2019年9月12日
- 読了時間: 1分
私が教えてきた生徒さんの中には、日本の小学校を卒業後海外の中学へ進学した生徒さんも多くいます。彼ら・彼女らは日本語で「作文」を書いた経験はあっても、「小論文」を書いた経験がありません。そこで、1年目は、「小論文」の書き方も授業の中で行う場合があります。
生徒さんにもよりますが、下記のようなステップで練習を進めていきます。
ステップ1:課題に対して答えを箇条書きにする
→例:犯罪を止める方法を3つ書きましょう
ステップ2:300字のミニ論文を書く
→例:流行についての意見を書きましょう
ステップ3:二者択一問題
→例:動物園の動物は幸福か不幸か、意見を書きましょう
ステップ4:一語問題
→例:「幸福」について思うところを書きましょう
こうしたステップを踏み、少しずつ文章を長くしていきます。最初は三文書くのにも時間が掛かっていた生徒さんが、300字、600字、800字と長くまとまった文章を書けるようになっていくのです。成長のスピードや、彼ら・彼女らの頑張りに頭が下がります。
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