小論文の練習③語尾表現
- STUDIO.S日本語教室
- 2022年4月4日
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Paper1やPaper2の記述試験では、語尾表現も重要なポイントです。
評価の中に、言語使用域という観点があり、言葉遣いや表現のバリエーションもチェックされます。語尾表現も、その対象になるのです。
小論文の文体は常体が基本になりますね。
会話ではほぼ使わない語尾表現なので、よくわからない!という人も多いのではないでしょうか。
小論文の基本の語尾トップ3
堅苦しく感じたり、偉そうに響くかもしれませんが、Paper1やPaper2の分析文では、常体の語尾が基本になるので、使える表現をチェックしておきましょう。
「である調」でよく使う語尾トップ3は…
①~である。
②~だ。
③~ない。
です!
③を覚えておくと、バリエーションが付きますよ。
変化球は要所に
トップ3の語尾のほかに、ところどころに変化球を入れると、よりバリエーションが付きますね。
おすすめの変化球は…
①疑問をなげかける「~ではないだろうか。」
疑問形でも「?」は使用しません。
あまり使いすぎると、聞いてばかりだな、という印象になってしまうので要注意です。
②推量をあらわす「~であろう。」「~なのだろう。」
エビデンスがはっきり示されない場合など、推量をあらわす語尾表現としておすすめです。「~と考えられる。」もいいですね。
ただ、こちらも①と同じで、あまり使いすぎると確信が持てないのかな、と思われるので気を付けましょう。
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