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文字の練習2 一筆で書けるひらがな

2006.09.23(Sat)



読み取りの力がついてから、書く練習に入ります。

教室では、五十音を完璧に読めなくても、クラスや子どもの様子を見て、書く練習に進んでいくこともあります。

繰り返しの練習の中で定着していくことと、子どもの意欲をそがないためです。


私が、お手本として作成したのはA6サイズのカードです。

書き順ごとに違う色を使って作ります。

もちろん、市販のカードでもかまいません。

まず、一画でかける文字から取り上げます。

「く・し・つ・て・の・ひ・へ」です。

教室では升目のノートを使用しているので、ホワイトボードにも升目を書き、どの位置から書き始めるかを指示します。

終わりの位置も点で示してあげると、よりバランスよく書けるようです。

このときに、その字から始まる言葉も一緒に考えます。

「く」をとりあげたときは、次のような言葉が出ました。

くつ

くま

くろ

くし

くん(君)

くり

くだ

くち

くに

くっきー

くりすます

くりすますつりー

くまんばち

くすり

くいしんぼう

くらい

くうき

くさい

・・・

なかなかの語彙数です。

そうして出てきた言葉をひとつ選んで自分のひらがなカードを絵つきで作成すると楽しいですね。

また、同じ字を何回も練習するプリントを作って宿題にしたこともあります。

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